きょうのキーワード

2010/03/10
きょうのキーワード : 伝音性難聴
伝音声難聴は、外耳および中耳の伝音機構に障害が起こって聞こえにくくなる。通常、耳介から内耳に音が伝わる過程では、外耳道の共鳴効果や耳小骨での増幅効果によってとらえられた音が強められ、蝸牛のリンパ液に効率よく振動が伝わる仕組みになっている。伝音機構に障害があると、この過程で音がうまく強められず、振動が内耳に十分に伝わらないため、小さな音が聞こえにくくなる。伝音声難聴の場合、内耳の感覚機構は正常であるため、音を大きくすればはっきりと聞こえる。

《参考》 ナーシング・グラフィカ26巻 『高齢者の健康と障害』 5章 老年期にある人の健康障害の特徴(187)